人間の赤ちゃんもミルクからやがて離乳食になりますが、鳥もさし餌からやがてペレットに変えてゆきます。

さし餌は親鳥が口に含んだエサを雛に与える状態にしたエサなので、冷たいはずがないのです。40度の温度に温めた練り餌がさし餌です。

はじめての場合は、その都度餌の用意も必要ですし、また一口づつ食べさせなくてはなりません。時間がなかったり自信がない場合はペレットに変わってからの鳥を購入した方が無難です。

さし餌の作り方

専用のパウダーフードが販売されています。粉ミルクみたいなものです。お湯を加えて混ぜて下さい。40度くらになるまで冷ましてから与えます。

オウム 雛 餌

冷めてくると雛が食べなくなりますから、湯煎をしながら与えます。与え方はスプーンで与えるか、専用のスポットで餌を口の中まで運びます。ただし、チューブで強制的に胃の中まで送るような、方法は絶対にやめてください。

雛を迎えて、食べてくれない場合は、それまでどんなさし餌を与えていたか、前の飼い主さんに聞けるといいでしょう。

大型のオウムは一人餌になるまで長い子だと3年もかかる場合があります。当分の間は両方用意し併用します。

種類、特にサフワーは大好物であまり食べないときには砕いて与えたりしています。雛から育てると、飼い主さんを信頼して、無駄に騒がなくなります。

雛から育てるのは大変手がかかりますが、この先何十年も共に過ごすパートナーになりますから、楽しみでもあります。

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まとめ

餌を食べないのは、もしかしたら室温のせいかも知れません。雛のうちは、26度から28度をキープして下さい。成鳥になったら理想は21度ほど、15度以下にならないように、気を配ります。

餌は徐々にペレットに移行します。栗玉は置いておくとかじります。

またお腹が空いているときには、首の下が膨れていません。鳥が満腹の時とお腹を空かせているときに比べて下さい。首の下が膨れているときには餌を食べた証拠です。

雛が餌をおねだりする動作もありますので観察はしっかりしましょう。餌が欲しいときには鳴きながら首を縦にに振ります。

またピーピー鳴いていたら、返事を返します。2、3回鳴きますから、その都度返事をしてあげると安心するそうですよ。

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