飼っているオウムやインコの体が知らない間に汚れていると思った方もいらっしゃると思います。
与えたエサの汚れが首回りや、口の周りに付着していたら、吐き戻しを疑ったほうがいいかもしれません。
今回はそんなオウムやインコの吐き戻しについて中心に書いていきたいと思います。
吐き戻しが確認されたら
オウムやインコは、基本的に不調を隠す生き物ですので、目に見えてわかったらかなり症状が重くなっていることが多いです。確認されたら迷わず病院に行って診察を受けましょう。
そのときは嘔吐したものと、その日の糞をもって診察に行けば原因を特定してもらえる可能性が高いです。
吐き戻しの原因について
吐き戻しをする原因は多くありますが、主にストレス、誤飲、病気の可能性が考えられます。その他にはオスがメスに行う求愛行動として、メスに吐き戻した食べ物を与えることがあります。
メスは抱卵期、子育ての時に吐き戻しを行うことがありますので、悪いことが原因でない時もあるということは覚えておいてください。
なかにはご飯を飼い主にも分けてあげようという親切心で吐き戻しを行う個体もいるとのことなので、見極めが難しい場合はショップの店員や病院の方に相談してみるのもよいでしょう。
吐き戻しの対策について
インコやオウムの吐き戻し対策ですが、一番はやはり体調管理を徹底することでしょう。
インコやオウムは人間と同じ昼間に活動する生き物なので、朝6~7時に起こし、夜は7~8時に寝るよう、早寝早起きの習慣を身に付けさせるのが良いでしょう。
このとき家の中の温度は温めすぎないようにしましょう。オウムやインコは温かいと発情しやすいので、あまり長期で発情させると、ホルモンバランスが崩れて吐き戻しやその他の不調が起こりやすくなります。
冬の寒さにも少しずつ慣らしてあげるのが良いでしょう。
まとめ
食べたものを吐くのは人間同士で見たらなかなか衝撃的なことですよね。見
慣れないため不安や衝撃を受けてしまうこともあると思いますが、どうか落ち着いて周囲の状況を確認しながら、適切な処置を施してあげてください。