白色オウムのキバタンとコバタン、写真で見るとどちらも似たような姿をしており、区別がしにくいと思っている方もおられると思います。
そこで今回はそんなキバタンとコバタンの違いを中心に記事を書いていきたいと思いますので、お役に立てればと思います。
見た目の違いについて
どちらも頭に黄色い羽冠と呼ばれる毛が生えています。見た目の違いはこの二種類にはあまりありませんがオスとメスではどちらも瞳の色が若干異なります。
性別も考慮して飼育を検討しているのであれば、瞳の虹彩の色を参考にしてください。
体格の違いについて
コバタンとキバタンはその大きさがまるで違うのが一番はっきりとわかる特徴と言っても過言ではないでしょうか。
コバタンは体長35cm、体重350グラムが平均なのに対して、キバタンは平均が体長で50cm、体重は880グラムほどになるので2まわりは大きいと思われます。
困ったときはこの体の大きさを目安にするとよいでしょう。
性格や特徴について
白色オウムの厄介な習性として、雄たけびがあります。
あまりの声量に手放す人が後を絶たないというほど厄介なものですので、迎え入れる前に家の防音対策はしっかりと整えておきましょう。雄たけびはキバタン、コバタンどちらもします。
またコバタンなどは小さいため甘く見られがちですが、密室で聞いたら鼓膜を痛めるほど強烈なので、気をつけましょう。
コバタンもキバタンも人懐っこく、甘えん坊な一面が見れることもあります。どちらかというと、キバタンのほうが言葉を覚える量というのは多いということを聞きます。
コミュニケーションをよく取ってくれるのはコバタンの方らしいですが、どちらも魅力的であることには変わりありません。飼育の方針や覚えさせたい遊びを考慮して、迎え入れる準備を進めていきましょう。
まとめ
コバタンやキバタン、見た目はそっくりなれどそこにはその種特有の個性がきちんとあります。
性格や個性をしっかりと把握することはオウムとの楽しい生活を送っていく上では必要不可欠な要素であると思います。
違いを楽しみつつ検討していただければと思います。