鳥類は1か所でトイレを済ませる習慣がありませんが、オウムなどの頭の良い鳥はある程度のしつけでトイレを覚えさせることができます。
人間のようにするのはかなり難しいですがきちんと場所くらいは覚えるようになります。
今回はそんなオウムのトイレのしつけについて書いていきたいと思います。
しつけ方について
鳥類は飛ぶ都合上、少しでも体を軽くしなければなりません。そのため本能的に場所を選ばず用を足すようになっていますので、人間の様にマナーや場所を考えるといったことを押し付けるのはなかなかあてはめにくい部分もあります。
そのような生きものですか、きちんとトイレをさせるのは遊びやトレーニング、芸の一環ととらえたほうがよろしいかもしれません。
オカメインコは名前こそインコとついていますがきちんとしたオウムの仲間です。オカメインコなどはトイレで用を足せたらクラッカーなどのご褒美をあげたりといったことでもトイレの場所を覚えるようになります。
このようにゲーム感覚でトイレを覚えさせるのがいいのかもしれません。条件反射という動物の本能を逆手に取った見事な方法ですね。
粗相をしてしまった場合
まずトイレが上手にできなかったからといって厳しくしかりつけるのはNGです。ですがどうしてもしつけたりしないといけない時があるのも事実です。
そういったときは少し大きめの低い声でしかり、グラグラと揺らすなどして不快感を与えてあげましょう。トイレができたときにはそのかわりいっぱいほめたり餌をあげたりしましょう。
体罰は厳禁です。ある程度なついて信頼関係がある場合は改善が見込めます。
やはりオウムは賢い動物です。もしもあまりにも粗相がひどいようでしたら、思い切って隔離してしまうのもよいかもしれません。
そういったときはなるべく見慣れない場所などのほうがストレスとなり効果的でしょう。但しあまりやりすぎないように注意しましょう。
まとめ
トイレのしつけは難しいですが、改善することができます。
人間の常識を当てはめようとすると苦労すると思いますので、別の角度から広い視野と心をもって接するようにすればオウムも心をより開いて人間と接してくれるでしょう。